配送業者サービスの設定と送料自動計算の活用方法
配送業者は、顧客への注文商品を届けるために欠かせない存在です。ほとんどの業者では、荷物の持ち込みや、拠点への集荷手配が可能です。また、倉庫やフルフィルメントサービスを利用している場合でも、そこから直接集荷することができます。
チェックアウト時には、配送業者が自動で計算した送料をそのまま顧客に請求することができ、小規模事業者でも利益率を保ちながら効率的な運営が可能になります。
現在、SHOPLINEはOneShipとの連携に対応しており、今後さらに多くの配送業者との統合を予定しています。詳細は、SHOPLINEアプリストアをご確認ください。
配送業者による送料の自動計算
チェックアウト時に、注文内容に基づいて配送業者が自動的に送料を計算することで、実際に配送ラベルを購入する際に発生する送料と同額を、顧客に正確に請求することができます。これにより、送料差による損失を防ぎ、適切なコスト管理が可能になります。
- SHOPLINE管理画面から 設定 > 配送と配達 に進みます。
- 「通常配送」セクションで、配送業者による送料計算を追加したい配送グループを選択します。
- 該当する配達先エリア内で[送料プランを追加]をクリックします。
- 表示されるオプションから、「配送業者またはアプリで送料を計算する」 を選択します。
- プルダウンメニューから、連携済みの配送業者を選択します。
- 「サービス」セクションで、顧客に提供したい配送オプション(例:通常便、速達など)を選択します。
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任意設定(オプション)
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新しい配送サービスの自動有効化:
「新しいサービスを自動的に有効にする」をオンにすると、配送業者が提供する新しいオプションが追加された際に、自動で有効になります。 -
手数料の上乗せ:
包装資材費や事務手数料をカバーするために、配送業者の送料に対して「定額」または「割合」で上乗せすることができます。
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- 最後に[保存]をクリックして設定を完了します。
注: 配送業者や外部アプリによる送料計算機能を利用するには、事前に該当するキャリアアプリをインストールしておく必要があります。 |
配送業者による送料自動計算の注意点
配送業者の送料自動計算機能を利用するには、各商品の正確な重量を登録しておく必要があります。これにより、チェックアウト時に正確な送料を顧客に提示できます。商品の重量設定については、「商品管理」のガイドをご参照ください。
また、送料の自動計算はチェックアウト時にのみ実行されるため、以下の条件によって送料が変動します:
- 出荷元および配送先の国・地域
- 商品の重量およびサイズ
- 配送オプション(到着までの日数など)
このため、カート画面では送料が表示されず、チェックアウト時に高額な送料が提示されることで離脱につながる可能性があります。期待通りの送料が表示されない場合は、商品に設定した重量や梱包サイズが正しいかご確認ください。
その他、事前に確認すべき事項:
- 出荷元と配送先の住所が配送業者サービスで有効であること。
- 配送業者の条件に合わせて、梱包設定(サイズ・重量)が上限・下限内であること。
→ 梱包サイズや重量が大きすぎたり小さすぎたりすると、送料が正しく計算されません。各配送業者ごとに条件が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
よくある質問
インドネシアの「Shipper(物流)」サービスがストアで利用できないのはなぜですか?
配送業者サービスの利用可否は、以下の要素によって決まります:
- ストアの地域設定
- チェックアウト時の通貨
- 対応する配送業者アプリのインストール状況
Shipper(インドネシア)を利用するには、以下の条件を満たしている必要があります:
- ストアの決済通貨が「インドネシアルピア」であること
- ストアのデフォルト住所が「インドネシア」であること
- 「Shipper」アプリがインストールされていること
利用中の配送業者に「テスト送料」が表示されないのはなぜですか?
現在、テスト送料の表示に対応している配送業者は「Shipper」と「OneShip」のみです。その他の配送業者については、テスト送料機能はサポートされていません。