ギフトカードの作成・販売・配布・管理
ギフトカードは、商品タイプの一種です。それぞれのギフトカードには額面金額が設定されており、購入者はその残高を使ってストアでの注文に支払いを行うことができます。
ギフトカードは、報酬・プロモーション・インセンティブとして無料で配布することも、販売用の商品として作成してストアで提供することも可能です。ギフトカードの情報は、メールまたはSMSを通じて顧客に送信されます。
ギフトカード商品を作成する
- SHOPLINE管理画面で 商品 > ギフトカード に進みます。
- 画面右上の[ギフトカードを作成]ボタンをクリックします。
- 顧客が商品を見つけやすく、魅力的に伝えられるように、商品名のほか、商品説明・画像・SEO設定などを入力します。
- 「金額設定」セクションで、ギフトカードの額面金額を設定します。
- [+金額を追加]をクリックすると新しい金額を追加できます。
- [ー]マイナスアイコンで既存の金額を削除できます。
金額欄を直接クリックして内容を編集できます。
注: - 額面金額は商品バリエーションとして扱われ、購入時に表示される価格になります。
- 国や地域によって、ギフトカードの額面に関する法的規制があります。設定する前に、該当国・地域の関連法規をご確認ください。上限を超えると、現地の決済機関の監督対象となる可能性があります。
- 画面右側の「カテゴリ」セクションで、該当のギフトカードを任意のコレクションに追加します。手動で作成したカテゴリまたはスマートカテゴリ(設定している場合)に追加可能です。選択後は[更新する]をクリックします。
- 販売チャネルを設定し、「公開する」トグルをオンにして、ギフトカード商品を販売可能にします。
作成直後はデフォルトで非公開状態となっており、商品カタログには表示されません。有効な販売チャネルに公開することで、販売が開始されます。
- [作成する]をクリックして、ギフトカードの作成を完了します。
作成したギフトカード商品は、商品一覧に表示されます。商品ページの表示を確認したい場合は、該当商品の目のアイコンをクリックしてプレビューを表示できます。
ギフトカード商品を表示・編集する2つの方法:
- 「商品」ページで[その他のフィルター]をクリックし、「ギフトカード」を選択して該当商品を絞り込み、編集したいギフトカード商品をクリックします。
- 「ギフトカード」ページで[ギフトカードを見る]をクリックすると、上記と同じ商品管理ページに移動します。
無料ギフトカードを配布する
特定の金額を設定した無料ギフトカードを、顧客に直接送付することも可能です。以下の手順で操作します:
- SHOPLINE管理画面で 商品 > ギフトカード に進みます。
- 画面右上の[ギフトカードを送信]ボタンをクリックします。
- 詳細ページで「ギフトカード情報」セクション内の「ギフトカードコード」欄を確認し、必要に応じてコードをカスタマイズします。
- デフォルトでは、システムがランダムなコードを自動生成します。
- 顧客名、キャンペーン名、季節イベントなどに合わせて、たとえば「happynewyear」などのカスタムコードを設定することも可能です。
- カスタムコードは、半角英数字の小文字と数字のみ使用可能で、8~20文字以内で指定してください。
- 「ギフトカード金額」欄に、カードの額面金額を入力します。
- この金額が、顧客がストアで使用できる残高となります。
- 顧客が注文時にこのギフトカードを使用すると、注文金額から自動的に差し引かれます。
- 額面金額を設定する前に、対象国または地域の関連法規をご確認ください。規定を超えた金額設定は、現地の法規制に抵触する可能性があります。
- 「有効期限」セクションで、ギフトカードの有効期限を設定します。
- 有効期限を設定する場合は、「有効期限あり」を選択し、期日を指定します。
- ギフトカードは、設定した有効期限の翌日(ストアのタイムゾーン基準)0:00に失効します。
例:2024年2月1日を有効期限とした場合、2024年2月2日0:00に失効します。 - 国や地域によっては、ギフトカードの有効期限に関する規定がありますので、必ず事前にご確認ください。
- (任意)「顧客を検索または作成」欄で、既存の顧客を選択するか、新規顧客情報を登録します。顧客情報は後から追加することも可能です。
- 設定が完了したら、[作成する]をクリックして、ギフトカードを顧客に送信します。
配布済みギフトカードの詳細を確認するには:
「ギフトカード」ページで、対象のギフトカードをクリックすると、詳細情報が確認できます。セキュリティ保護のため、ギフトカードコードの下4桁のみが表示されます。
詳細ページで確認できる情報:
- ギフトカードの残高
- 作成日時
- 有効期限
- 任意で入力したメモ
- 利用履歴
注: 顧客がギフトカードコードを忘れた場合は、ギフトカード一覧または詳細ページから再送信できます(ただし、コード全文は表示されません)。 |
ギフトカードを管理する
発行済みまたは販売済みのギフトカードは、商品 > ギフトカード から確認・管理できます。
ギフトカードを検索する
ギフトカードは、コードまたは顧客名で検索できます。検索バーをクリックし、検索ワードを入力してください。ギフトカードコードを完全一致で検索する場合は、スペースを入れずに入力してください。
ギフトカードを絞り込む(フィルター)
特定の条件に一致するギフトカードを探したい場合は、フィルター機能が便利です。たとえば、「無効化されたギフトカードのみを表示」などが可能です。
[その他のフィルター]ボタンをクリックし、利用可能なフィルターを選択します。
使用できるフィルターは以下のとおりです:
- ステータス:有効/まもなく期限切れ/無効/期限切れのギフトカードを表示
- バランス:未使用/一部使用済み/残高ゼロのギフトカードを表示
- 額面:指定した範囲内の額面金額のギフトカードを表示
- 作成日:発行(配布)日を基準に表示
- 発行方法:配布・購入・外部アプリによる発行などで分類
ギフトカードを並び替える
特定の条件に合ったギフトカードを見つけたい場合は、並び替え機能も有効です。たとえば、有効期限が近い順に並べることで、失効間近のカードをすぐに確認できます。
ギフトカードの詳細を確認する
ギフトカードをクリックすると、詳細ページに移動できます。ここでは以下の情報を確認できます:
- ギフトカードの残高
- 関連する注文番号
- 購入者の名前(購入型の場合)
- 有効期限
メールまたはSMSでギフトカードを配布する
無料のギフトカードを作成する際に顧客を選択していれば、その顧客には自動的にメールまたはSMSでギフトカードが送信されます。
また、顧客がギフトカード商品を購入した場合は、注文詳細ページで[ギフトカードを送信]ボタンをクリックして、メールまたはSMSで送信できます。
顧客がギフトカードを受け取れていない場合は、以下の方法で再送信が可能です:
- ギフトカード詳細ページの「受取人」セクションにある[再送信]ボタンをクリック
- ギフトカード一覧で複数のギフトカードを選択し、一括で[再送信]をクリック
ギフトカードを無効化する
ギフトカードを無効にするには、以下のいずれかの方法で操作します:
- ギフトカード詳細ページに入り、赤色の[無効化]ボタンをクリック
- ギフトカード一覧で複数のカードを選択し、[ギフトカードを無効にする]をクリック
ギフトカードをエクスポートする
ギフトカードの情報は、ギフトカードページ上部の[エクスポート]をクリックすることでCSV形式で出力できます。出力したファイルは表計算ソフトで開くことができ、残高やその他の情報の確認に便利です。
注: CSVファイルによるギフトカード商品のインポートはサポートされていません。 |
共通設定の管理
SHOPLINE管理画面の 設定 > ギフトカード で、今後作成するギフトカードに適用される共通設定を事前に構成できます。
- 自動失効の設定:ギフトカードの配布・購入からどのくらいで失効するかを設定できます。有効期限に関する法規制は国や地域によって異なるため、設定前に必ずご確認ください。
- 表示形式設定:ギフトカード上に表示するコード形式(QRコード/バーコード)を選択できます。
顧客によるギフトカードの使用方法
顧客は、保有しているギフトカードの残高をチェックアウト時の支払いに使用できます。ギフトカードは複数枚を併用することも可能です。
使用手順は以下のとおりです:
- 顧客がメールまたはSMSでギフトカードのコードを受け取ります。
- チェックアウトページで、ギフトカードコードを入力します。
- 利用可能な残高分が注文金額から差し引かれます。