WooCommerceストアをSHOPLINEに移行する
「ストア移行ツール」アプリを利用すれば、WooCommerceストアのデータをSHOPLINEへスムーズに移行できます。商品情報、顧客情報、301リダイレクトなど、複数のデータモジュールの移行に対応しています。
また、Googleプラットフォームへの商品フィードおよびデータ送信設定も保持されるため、既存の広告効果を維持しつつ、広告データの破損リスクを最小限に抑えることが可能です。
WooCommerceストアからの移行手順
REST APIの作成
WooCommerceストアの管理画面でREST APIを作成し、その情報をSHOPLINEの移行ツールにコピーする必要があります。
以下の手順に従って操作してください:
- WooCommerceの管理画面左側のメニューから、WooCommerce > Settings をクリックします。
画面右側で「Advanced」タブを選択し、「REST API」をクリックした後、[Add key] をクリックします。 - 「Description」欄に任意の説明を入力し、[Generate API Key] をクリックします。
- 作成後に表示される「API key」と「API secret」の値をコピーして保存してください。
ストア移行ツールアプリの使用
次に、SHOPLINEの管理画面からワンクリックで移行を進めます。
- SHOPLINEストアを作成後、初期設定は行わずに、管理画面のアプリストアから「ストア移行ツール」アプリをインストールしてください。
- アプリが新しいタブで開いたら、「WooCommerce」を選択し、[移行開始]をクリックします。
- WooCommerceストアのドメイン名(https://は不要)を入力し、先ほど取得した「APIキー」と「APIシークレット」をそれぞれ貼り付け、[次へ] をクリックします。
- 移行したいモジュールを選択してください。
- 基本モジュールの移行では、顧客情報と商品情報を独立して移行することができます。
- 301リダイレクト移行では、WooCommerceの設定に基づいて構成でき、対応するリンクが移行後に正常に遷移するようにします。
- Googleショッピング広告をご利用の場合は、「GMC Feed」のワンクリック移行機能をご利用いただけます。移行前後でGMCとの商品データの整合性を保ち、広告効果への影響を最小限に抑えます。
広告プラットフォーム移行設定を展開し、「Google Merchant Center Feed」にチェックを入れます。次に、以下の手順に従ってください:
- GMCアカウントの言語を「英語」に変更し、商品フィードのバックアップファイルをダウンロードしてください。SHOPLINEにアップロードすることで、Smart Feedを通じた同期時にデータ整合性を確認できます。
- Googleショッピング用Product ID形式を設定します。WooCommerceで使用していたProduct IDの同期方法を選択します。利用可能な選択肢は「Google Listings and Ads」と「Feed For Google Shopping」です。
注:
Feed IDの形式は、GMC上で以前同期されていた商品IDを確認することで把握できます。
- 基本モジュールの移行では、顧客情報と商品情報を独立して移行することができます。
- 移行対象のモジュールをすべて選択したら、「移行開始」をクリックして移行を実行します。
- 移行完了後は、以下のような設定を追加で行うことで、ストアをさらに最適化できます。
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ストアテンプレートの初期設定
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支払い方法の設定
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広告ピクセルの設定(※元のストアと同じIDを使用してください)
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メタタグ認証、サイトマップの送信
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広告フィードの同期設定 など
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移行前の重要な注意事項
- 移行後、顧客情報がSHOPLINEに追加される際に、自動的にメールが送信されてしまうのを防ぐため、
顧客アカウント作成に関する通知、注文に関する通知などの通知設定を事前にオフにしてください。
- Google Merchant Center(GMC)と連携して広告配信を行っている場合、商品IDの同期ルールを正しく設定する必要があります。設定ミスや不一致があると、広告の配信結果に悪影響を与える可能性があります。
注:
- すでにGMCに同期されているデータがある場合、データを削除または保持したうえで、正しい同期ルールを再設定してください。再移行後は新しいデータが上書きされます。
- 販売地域コード(Country Code)は、GMC内で該当商品のItem IDを確認することで把握できます。
- 移行作業を複数回行う場合、既存のデータが上書きされる点にご注意ください。
たとえば、商品Aを移行後、SHOPLINE上で編集を加えた場合でも、再度同じ商品Aを移行すると、編集内容が元のデータで上書きされます。
注:
- Shopifyワンクリック移行やCSVインポートなど、他の移行ツールを使った場合、Feed IDのルールは適用されません。
- 商品ハンドル(商品URLの一部)に特殊文字が含まれている場合、移行ツールによる解析結果が毎回異なることがあります。そのため、同じ商品でも別の商品として認識される可能性があります。
- SKU(商品管理番号)移行時の挙動:
SHOPLINEでは、属性値の直積に基づいてSKUを自動生成します。WooCommerceでは部分的な属性だけでSKUを設定することが可能ですが、SHOPLINEではすべての属性の組み合わせがSKUとして生成されます。WooCommerce側に存在しないSKUが生成された場合、そのSKUの価格や在庫は「Any」条件の設定が適用されます。属性値のエイリアス(別名)がある場合、標準名とエイリアスの両方の属性が生成されることがあります。
- 商品のプロモーション価格に関するルール:
- セール価格と期間の両方が設定されている場合:通常価格がSHOPLINEでの販売価格となります。
- セール価格のみ設定されており、期間がない場合:セール価格が販売価格となります。
- セール価格が設定されていない場合:通常価格が販売価格として適用されます。
- 商品の「短い説明文」フィールドについて:
WooCommerceの商品「Short Description」はHTML形式で構成されているため、TXT形式を使用するSHOPLINEでは移行がサポートされていません。
- 顧客アカウントに関する挙動:
SHOPLINEでは、顧客の自覚なしにアカウントが作成される仕組みとなっています。そのため、ログインページでパスワードと認証コードを入力するだけでアカウントが有効化されます。
- 電話番号ログインの有効化:
WooCommerceで電話番号のみで登録された顧客がSHOPLINEに移行される場合、SHOPLINE側でも電話番号によるログインを有効化する必要があります。
設定 > 顧客アカウント から、「電話番号でのログイン」を有効にしてください。有効にしないと、該当顧客が移行後にログインできなくなる可能性があります。
よくある質問
移行された商品数と実際の商品数が一致しないのはなぜですか?
SHOPLINEはスマートカテゴリ(自動分類機能)の移行に対応していないため、管理画面で表示される商品数が、実際に移行された商品数と異なる場合があります。
また、表示される数には以下が含まれることがあります:
- 商品の総数
- SKU(商品バリエーション)の数
- 商品カテゴリの数
- 商品とカテゴリの紐付けデータ(バインディング情報)
このように、複数の関連データが合算されて表示されるため、数値に差異が生じることがあります。
管理画面に表示される顧客数と、実際に移行した顧客数が異なるのはなぜですか?
顧客の統計情報はリアルタイムでは反映されないため、表示にタイムラグが発生します。
たとえば、4万件の顧客データを移行した場合でも、管理画面上では最初は2万件程度しか表示されないことがあります。データが完全に反映されるまでに、おおよそ1時間半程度の時間差が生じる可能性があります。