高度な住所設定の構成
ユーザー体験を向上させ、ターゲット市場におけるローカルでの競争力を強化するため、SHOPLINEでは高度な住所設定を導入しています。
この機能では、住所表示テンプレートのカスタマイズや独自の住所データのアップロードなどが可能です。
- 国や地域ごとに、住所表示テンプレートのレイアウトをニーズに応じて編集できます。
これにより、ユーザーの入力習慣の違いによるトラブルを最小限に抑え、運用の効率化が図れます。 - 高度な住所設定内の住所データ管理機能を利用することで、独自の住所データをアップロード・編集でき、顧客にとってより便利な住所入力体験を提供できます。
準備事項
- 対象となる国/地域に応じた住所データを準備してください。
- 現地の住所表記の慣習を理解し、それに合った住所テンプレートのレイアウトを設計することが重要です。
注: 本機能は、どのストアプランにも標準搭載されていません。利用をご希望の場合は、SHOPLINEまでお問い合わせください。 |
設定手順
アクセス
SHOPLINEに問い合わせ「高度な住所設定」が有効化された後、
SHOPLINE管理画面の 設定 > チェックアウト にアクセスしてください。
「チェックアウトフォーム」セクション内の「高度な住所設定」にある「管理」ボタンをクリックすると、住所テンプレートのカスタマイズや住所データのアップロードが可能になります。
注: テンプレート作成と住所データのアップロードが完了するまでは、有効化および保存を行わないでください。 |
住所テンプレートのカスタマイズ
カスタム住所テンプレートを作成する手順
- 「管理」ボタンから「高度な住所設定」ページに入り、「テンプレート管理」タブで「テンプレートを作成」を選択します。
- カスタマイズしたい国/地域を選択し、「OK」をクリックします。
注:
カスタムテンプレートが設定されていない国/地域については、デフォルトのテンプレートが表示されます。
- テンプレート設定では、レイアウト設定とフィールド設定を行えます。
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- フィールドはドラッグ操作で並び替え可能で、1行につき最大3フィールドまで配置できます。
- 各フィールドの見出しテキスト、言語別表示、入力スタイルを調整できます。
ただし、カスタム住所データに対応していないフィールドは編集できません。
- フィールドはドラッグ操作で並び替え可能で、1行につき最大3フィールドまで配置できます。
- 複数のカスタム住所テンプレートを作成・プレビューできます。
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- ビジネスニーズに応じて国/地域ごとにテンプレートを作成可能です。
- 検索機能を使って作成済みのテンプレートを簡単に探すこともできます。
住所データのアップロード
住所フィールドに「国を選択」が設定されている場合は、対応する国/地域の住所データをアップロードする必要があります。
例:エジプトの「市区」階層(Level 2)のデータをアップロードする場合
- アップロードする都市データを準備し、カスタムテンプレートで「エジプト」を選択していることを確認します。
- 「住所データ管理」セクションで「エジプト」を選択し、「インポート」をクリックします。
- インポート用テンプレートをダウンロードし、用意したエジプトの都市データを「add_level_2」列に貼り付けます。
注:
テンプレートのヘッダーは絶対に変更しないでください。
- ファイルをアップロードし、「インポート」をクリックします。
住所レベルのガイド
各国/地域には異なる住所レベルがあります。
- Level 0:国/地域
- Level 1:州/省
- Level 2:市区
- Level 3:町/区画
現在、アップロード可能な最大レベルは Level 3 です。
アップロード時の注意事項
- 住所レベルの一部をスキップする場合、インポートテンプレートの該当列には「*(アスタリスク)」が自動入力されます。他の内容は入力しないでください。
- 以下の国/地域は現在サポートされていません:
バングラデシュ、中国本土、ガーナ、香港、インドネシア、日本、ケニア、マレーシア、モロッコ、ナイジェリア、フィリピン、サウジアラビア、シンガポール、タイ、ウガンダ、アラブ首長国連邦、ベトナム
高度な住所設定の有効化/無効化
- 2つのモジュール(テンプレート作成と住所データのアップロード)が完了したら、チェックアウト設定の一覧ページに戻り、「カスタム設定を有効にする」にチェックを入れ、「更新する」をクリックします。
- 使用を一時停止したい場合は、チェックを外すことで設定内容を保持したまま無効化できます。再び使用する場合は、チェックを入れるだけで再有効化されます。