エンタープライズプランにおけるプラットフォーム料金の仕組み
プラットフォーム料金は、SHOPLINEのエンタープライズプランにおける主要な課金項目のひとつで、サブスクリプション料金と並んで発生します。エンタープライズ契約下のすべてのストアに対して、SHOPLINEのサービス利用に応じてこの料金が適用されます。
この記事では、プラットフォーム料金の計算方法、免除の適用条件、請求が発生するタイミングについて詳しく解説します。エンタープライズレベルでの請求内容を正確に把握し、適切に管理するためにご活用ください。
プラットフォーム料金の概要
プラットフォーム料金とは、SHOPLINEのサービスを利用して発生する料金のことで、特にエンタープライズプランに紐づくすべてのストアで発生した注文の処理に対して課金されます。
本セクションでは、プラットフォーム料金の種類、計算方法、および計算ロジックを理解するための事例をご紹介します。
プラットフォーム料金の種類
SHOPLINEエンタープライズプランでは、注文の発生チャネルに応じて、プラットフォーム料金は以下の3タイプに分類されます:
| 種別 | 説明 |
| オンライン |
オンラインストア、Shopper App、SNS販売チャネルなど、オンライン経由で顧客が注文した場合に適用されます。 |
| 対面販売 | 販売者がPOSシステムを使用して作成した注文に適用されます。 |
| B2B | B2B専用のログイン、仮注文リンク、管理画面の取引先ページ、またはB2B属性を持つAPI経由で作成された注文に適用されます。 |
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重要:プラットフォーム料金が発生するのは、SHOPLINEペイメントまたは外部決済ゲートウェイを通じて処理された取引のみです。 |
プラットフォーム料金の計算方法
プラットフォーム料金は、以下の数式に基づいて計算されます:
(特定決済手段による支払金額 × プラットフォーム料金率)− プラットフォーム料金の免除額
計算結果が正の値であれば、その金額がプラットフォーム料金として請求されます。結果が0以下の場合は、料金は発生しません。
| 項目 | 説明 |
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特定決済手段による支払金額 |
SHOPLINEペイメントまたは外部決済ゲートウェイを通じて処理された全ストアの取引金額合計。 |
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プラットフォーム料金率 |
SHOPLINEとの契約により設定された料金率。この率を特定決済手段による支払金額に乗じた値が、免除適用前のプラットフォーム料金となります。 |
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プラットフォーム料金の免除額(=サブスクリプション料金) |
特定の取引にかかるプラットフォーム料金を免除するために適用される額。サブスクリプション料金と同額が控除対象になります。 |
プラットフォーム料金の計算例
| 例1 | ||
| シナリオ |
企業Aは毎月$2,000のサブスクリプション料金を支払います。プラットフォーム料金率は0.25%で、月間GMVは$1,800,000です。
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| プラットフォーム料金の計算 |
($1,800,000 - $600,000)× 0.25% - $2,000 = $3,000 - $2,000 = $1,000 |
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| 解説 | すべての計算と免除を適用した後、プラットフォーム料金は$1,000になります。 | |
| 例2 | |
| シナリオ | 企業Bは毎月$2,500のサブスクリプション料金を支払います。プラットフォーム料金率は0.25%で、月間GMVは$1,600,000です。
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| プラットフォーム料金の計算 |
($1,600,000 - $600,000 - $100,000)× 0.25% - $2,500 = 2250 - 2500 < 0 |
| 解説 | 免除を適用した後のプラットフォーム料金がゼロ未満の場合、プラットフォーム料金は免除されます。 |
プラットフォーム料金に影響する要素
プラットフォーム料金の発生には、以下の3つの要素が影響します:
注文の発生元(オーダーソース)
オンラインストア、Shopper App、POS、ライブ販売など、オンライン決済が発生したすべての注文は、プラットフォーム料金の対象となります。
注:
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決済チャネル
外部決済ゲートウェイやSHOPLINEペイメントを通じて支払われた注文は、プラットフォーム料金の対象となります。
一方、以下の決済方法については、プラットフォーム料金の対象外です:
- カスタム決済
- ギフトカード(ギフトカードによる支払い分のみ対象外)
- AdjustPay
プラットフォーム料金率
SHOPLINEペイメントまたは外部決済ゲートウェイを通じて処理された支払金額が同じ場合でも、適用されるプラットフォーム料金率(貴社とSHOPLINEの間で契約された料率)によって、最終的な請求額が決まります。プラットフォーム料金率が0%に設定されている場合は、プラットフォーム料金は発生しません。
請求の計算および生成ルール
本セクションでは、前述の「プラットフォーム料金の概要」で紹介した計算ロジックに基づき、エンタープライズ管理画面でのプラットフォーム料金の確認方法と、請求が発生する条件および支払いルールについて説明します。
管理画面におけるプラットフォーム料金の計算方法
経理処理の簡素化のため、エンタープライズ管理画面では「プラットフォーム料金の免除額(=サブスクリプション料金)」をもとに、利用可能な免除上限額(Remaining Platform Fee Limit)として表示します。
この上限額は、以下の数式で計算されます:
サブスクリプション料金 ÷ プラットフォーム料金率
この上限額は、SHOPLINペイメントまたは外部決済ゲートウェイで処理された取引に対して自動で順次充当され、消化状況は管理画面上でリアルタイム(約1分ごとに更新)で確認可能です。
実際のプラットフォーム料金の計算式:
(特定決済手段での支払金額 − プラットフォーム料金上限額) × プラットフォーム料金率
| 項目 | 説明 |
| 特定決済手段での支払金額 | SHOPLINEペイメントまたは外部決済ゲートウェイで処理された注文金額の合計。 |
| プラットフォーム料金上限額 | サブスクリプション料金 ÷ プラットフォーム料金率で算出され、対象取引への免除額として適用されます。 |
| プラットフォーム料金率 | SHOPLINEとの契約に基づいて設定された料率。 |
注:
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請求書が生成される条件
以下のいずれかの条件を満たした場合、プラットフォーム料金の請求書が自動で発行されます:
- エンタープライズプランの有効期間が終了した場合
例:10月6日〜11月6日までの契約期間が終了したタイミング、または11月6日〜12月6日までの次回契約期間が終了したタイミングなど。 - エンタープライズプランが途中で解約された場合
プラットフォーム料金の支払いルール
プラットフォーム料金の請求書が発行された後、7日以内に支払いを完了する必要があります。
期限を5日過ぎると、全ストアの管理画面(バックエンド)がロックされます。7日過ぎると、管理画面に加え、公開ページ(フロントエンド)もロックされます。
支払いが完了すると、ストアは自動的に通常の運用状態に復帰します。
プラットフォーム料金の請求内容を確認する
SHOPLINEエンタープライズ管理画面では、プラットフォーム料金の請求履歴や、残りのプラットフォーム料金免除上限額、適用されている料金率(プラットフォーム料金率)などをいつでも確認できます。以下の手順に従ってご確認ください。
- SHOPLINEエンタープライズ管理画面にログインし、左側メニューから「請求管理」にアクセスします。
- 「現在のプラン」セクションにて、「残りのプラットフォーム料金免除上限額」と「プラットフォーム料金率」が表示されます。
- 画面右上にある[請求書を表示]をクリックすると、エンタープライズプランに関連するすべての請求書一覧を確認できます。
- 表示された請求一覧画面で、[請求タイプ]フィルターから「プラットフォーム料金」を選択することで、プラットフォーム料金に関する請求書のみを抽出して表示できます。さらに、日付やステータスなどの他のフィルターも組み合わせて検索可能です。